ミノサイクリンは、たんぱく質ができるのを阻害し、病原微生物の増殖を抑える働きをする抗生物質です。
細菌が育成するためには、たんぱく質が必要となります。
ですから、たんぱく質ができるのを阻害するミノサイクリンは、抗生物質として機能しているのです。
また、通常の量を服用すれば病原微生物の増殖を抑えるだけですが、高濃度で使用すれば滅菌(菌を死滅させること)することもできます。

ただ、昔は頻繁に使用されていた薬なのですが、効かない細菌が増えたり、副作用の問題もあること、更には、広域用ペニシリン剤やセフェム系の抗生物質といった、より効果があり、尚且つ安全性も高い抗生物質が出現したため、あまり最近では使用されなくなっています。
しかし、セフェム系の抗生物質では効かない病原微生物もおり、その病原微生物による感染症の治療薬として再び注目されています。

具体的には、グラム陰性桿菌に効果があり、その他にもブドウ球菌・連鎖球菌・肺炎球菌・大腸菌・淋菌・シトロバクター・エンテロバクター・クレプシエラ・プロテウス等に効果があります。
そして、チフスやつつがむし病等の皮膚の感染症、扁桃炎や咽頭炎、気管支炎等の呼吸器の感染症、膀胱炎や尿道炎等の泌尿器の感染症、目・耳・鼻の感染症、歯周病等の治療に用いられています。
効果は12時間以上持続します。

主な副作用として挙げられるのが、かゆみや発疹といったアレルギー症状です。
長時間、直射日光にあたっていると、アレルギー症状が起こりやすくなります。

また、稀ではありますが、著しく体の機能が低下し、生命が危険になるショック状態になる場合があります。
口内が渇く、痛む、ただれる等したり、めまいや耳鳴り、呼吸がゼーゼーする等といった症状になった場合は、ショック状態の前兆である可能性が高いので、すぐに医師の診察を受ける必要があります。

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